ゴール設計
頂上ENDs・星降祭・三百年祭(v0.1)
G25 ゴール設計 v0.1 — プレイヤーが目指す場所を先に決める
作成: 2026-07-04/ユーザー指示◆「どういうゴールがハッピーエンドでユーザーが目指すべき場所か、ゴールを先に決める必要がある」への回答。
サクセス構造(R02 §3)では「本番(甲子園)」が全育成の意味を規定する——ゴールから逆算して育成が設計される。本書がその「甲子園」を定義する。
▼=Claude提案(ユーザー承認待ち・G30判断#13)
0. ゴールは三層で提示する(設計原則)
- 表のゴール(1周目の全員に最初から見える約束)——「妹を幸せな大人にする」
- 定点マイルストーン(毎年の「試合」)——星降祭。育成の成果を同じ舞台で測り続ける
- 頂上ENDs(ユーザー指定◆「一番のハッピーエンドを数個」)——RPG完全勝利を含む最高難度の到達点。1周目は存在が「???」として匂わされ、周回で登頂ルートが見えてくる
この三層で「今週なにをすべきか(表)→今年の手応え(定点)→いつか登りたい山(頂上)」の動機が途切れない構造にする。
1. 表のゴール——墓前の誓い(プロローグ)
- プロローグ最後、兄は両親の墓前で誓いを言葉にする。プレイヤーが誓いの文言を選ぶ:
- 「幸せにする」/「立派に育てる」/「守り抜く」/「……ごめん、まだわからない」
- この選択は初期の隠れバイアス(温度/枠組み/保護の初期重み)になり、かつエンディング評価画面で回収される(「あの日の誓いは、果たされたか」)。「わからない」も誠実な選択として有効(バイアスなし・終章で再度問われる)
- ゲームが約束する勝利条件の言語化: 「妹の幸福 × 妹の自立 × 兄自身の人生」の三点評価(G50 §7と同一軸)。「妹だけ立派で兄が空っぽ」も「兄に依存したまま」も満点にしない。
2. 価値基準の言語化装置——母の日記の最終頁 ▼
- 序盤〜中盤に断片で見つかる母の日記。最終頁(真相ルートの重要手掛かりでもある)にはこう書かれている▼:
> 「この子が、誰かをちゃんと愛して、ちゃんと愛される人になりますように。
> できたら——特別なんかじゃなくていいから、笑って暮らせますように。」
- この2行が本作の全エンディングの採点思想の作中内言語化(幸福=愛し愛される[D1/D12/関係]、自立[D7]、そして「特別でなくていい」=職業の格をENDの優劣にしない宣言)。
- END評価画面は数値の羅列ではなく、この願いに照らした語りで締める(どのENDでも)。周回プレイヤーは「母の願い」という同じ物差しで違う人生を見比べることになる。
3. 定点マイルストーン——星降祭(毎年の「試合」)▼
- 王都の年次祭「星降祭」(三百年前の封印を記念する祭・G20 §7の祭り案の格上げ)。毎年秋に同じ舞台で妹の成長を測るサクセスの試合枠:
- 部門: 御前試合(武)/奉納魔導演武(魔)/聖歌隊(信仰・芸)/市場大出店(商)/花の行列(礼・魅力)——どの部門に出るか自体が育成方針の表明(出ない自由もある: 家で二人の祭りを過ごす=関係回復の裏選択肢)
- 年齢で参加枠が変わる(子どもの部→本選→御前)。成績は評判→機会(G40のChance)に接続
- 演出上の役割: 同じ舞台・同じ季節で「去年より育った」を毎年見せる定点観測(プレイヤーの成長実感の背骨)。兄の観客席の位置も関係で変わる(最前列で叫ぶ/仕事で遅刻/来ない)
- 中間の「本番」: 5年目前後の中等学院・入学試験(特待生の好循環◆の主戦場)、8年目前後の進路決定。
- 最終年の「甲子園」=三百年祭: 封印周期の節目に開かれる特別な星降祭。ここで魔王復活の兆しが顕在化し、最終決戦(RPG完全勝利条件の場・G40 §5)と物語の収束が重なる。11年間の育成が試される一夜。
4. 頂上ENDs——3つの最高のエンディング◆〔2026-07-04改訂: ユーザー指定「3つの最高」+加護システム(G23)導入で三位一体化〕
共通条件: いずれも最終章RPGの完全勝利を含む◆(G40 §5)。
3つの頂上=妹に授かった運命(勇者の加護・G23)への3つの答え: 果たす/書き換える/降りる。
①『勇者の花嫁』=運命を果たし、なお家に帰る ②『境界の巫女』=運命そのものを書き換える ③『ただいまの家』=運命から降りて日常を勝ち取る。
(旧第4案『ふたりの星』は「10のいいエンディング」の筆頭に移動=G40 §3-2。運命テーマから独立した夢の成就として上位A格を維持)
頂上1『勇者の花嫁』(愛と使命の頂上)=ユーザー原案◆の正式化
- 勇者覚醒(光)×兄との恋愛×真相完全解明×最終決戦完全勝利×兄評価「自立した大人」。
- エピローグの絵: 世界を救った英雄が、群衆の歓呼を背に「家に帰る」。祭壇でなく台所での結婚式。
- 全部取りの最高難度。本作の看板。
頂上2『境界の巫女』(真実の頂上・恋愛なしの最高峰)
- 覚醒の第三形態=光と闇の統合(隠し・要全真相+D1/D6高域+儀式完全成功)。血の呪いそのものを永久に解く。
- エピローグの絵: 「何にでもなれる子」が、初めて何者でもない一人の人間として朝を迎える。その先の職業は残り評価から静かに示される——メタ的に「本当の自由」を手に入れるEND。
- 家族愛の頂点として頂上1と対を成す(恋愛が苦手なプレイヤーの最高峰)。
頂上3『ただいまの家』(日常の頂上・隠れ最難関)
- 覚醒を最後まで封じ切る: 全勢力の追跡を振り切り(隠蔽・防衛戦の完全勝利=守りのRPG試練)、封印を安定させ、妹はごく普通の幸福な人生を選ぶ。
- 条件の骨子: D1/D8最高域×隠蔽フラグ完全維持×兄の生活力完成×「世界の運命より今夜の夕飯」を選び続けた履歴。
- エピローグの絵: 何も起こらなかったかのような、うるさくて温かい夕食。母の願い(§2)の最も素直な成就。
- 派手さゼロの最難関——「平穏こそ最高難度」という本作の思想の結晶。
(移動)旧頂上4『ふたりの星』→「10のいいエンディング」筆頭へ(G40 §3-2)
- 内容は不変: 妹が任意の職業系統の最高位 × 兄も自分の夢を回収 × 深い家族の絆。二重ループの到達点としてA格の頂点に置く(3頂上が「運命への答え」で束ねられたため、運命テーマと独立な本ENDは階層を分けるのが構造として綺麗)。
5. 提示の演出設計(ネタバレ管理)
- 1周目: 表のゴール+星降祭だけが見える。頂上ENDsはEND図鑑の「???」枠4つ+作中の伝承の断片(「境界の子が花嫁になった御伽噺」等)で匂わせる。
- 周回: 到達済みENDから逆算ヒント(子育て手帳に「あの時ああしていれば」の書き込みが増える・G10 §8)。
- 攻略Wiki時代への態度: 隠しすぎない。登頂条件の方向性はゲーム内で必ず読める(理不尽な総当たりにしない・G40 §6)。
6. G40採点システムとの接続
- 頂上ENDsは特殊オーバーライド(G40 §4)の最上位に位置し、通常の職業×関係マトリクスの「上に」ある。
- 判定順: 頂上4条件チェック → 覚醒系 → 特殊 → 職業×関係マトリクス。
- 頂上を逃した場合は必ず近縁の高位ENDへ軟着陸(失敗が別の良い物語になる原則を頂上でも維持)。
7. 要ユーザー判断(G30 #13へ登録)
- 頂上ENDsはこの4案(取捨・追加自由)でよいか——特に『ただいまの家』(世界を救わない頂上)を含める判断は本作の思想表明になる
- 母の日記の文言(§2)の方向性はこれでよいか(文言自体は執筆時に磨く)
- 星降祭=毎年の定点戦、三百年祭=最終決戦という「甲子園」構造でよいか